■ガス軟窒化プロセス
■ガス浸硫窒化プロセス
■各種鋼材の表面硬さと硬度分布
■ガス浸炭・浸炭窒化プロセス
■ガス浸硫窒化プロセス
■各種鋼材の表面硬さと硬度分布
■ガス浸炭・浸炭窒化プロセス
ガス軟窒化プロセス
特徴
処理品の最表面には化合物層(ε相)、内部には窒素拡散層が生成されます。
処理温度も低温で短時間処理の為、寸法変化が殆どありません。特に、以下の特性が非常に優れています。
・耐摩耗性、耐疲労性
・耐かじり性、耐焼付き性
・耐蝕性
・低歪、低コスト
適用
低炭素鋼、構造用鋼、工具鋼、鋼板等広範囲な材料に適用できる経済的な処理方法です。
![]() S45C:580℃×90 min ×400 |
![]() SCM435:580℃×90 min ×400 |
ガス浸硫窒化プロセス
特徴
ガス浸硫窒化処理は、鉄鋼材料の表面に緻密な窒素化合物層、更に最表面に固体潤滑性の優れた浸硫層 を1工程で同時に生成させる画期的な硬化法です。
・耐焼付性、耐かじり性向上 (浸硫層が固体潤滑剤の役目をします。)
・耐摩耗性、耐疲労性、耐ピッチング性、耐食性の向上 (下地の硬い窒化層が効果)
・ギア鳴り低減 (柔らかい浸硫層がなじみ層となり、効果を発揮します。)
・変形、変寸の低減 (500℃以下の低温処理では、加熱歪や窒化歪が最小)
・難窒化材にも窒化可能(オーステナイト系ステンレス鋼、耐熱鋼、快削鋼などへ窒化が可能)
・従来の複合処理よりコスト減
(1工程で、窒化+低温浸硫や窒化+二硫化モリブデンと同等の品質が得られます。)
各種鋼材の表面硬さと硬度分布
| 材質 Material |
表面硬さ/Surface hardness | |||
|---|---|---|---|---|
| MHV10g(白層部) | HRC(換算) | HS(換算) | ||
| 炭素鋼 Carbon steel |
S43C・S45C | 600〜800 | 55〜64 | 74〜88 |
| SK5 | 550〜800 | 55〜64 | 69〜88 | |
| 合金鋼 Alloy steel |
SCM415 | 700〜900 | 60〜67 | 81〜95 |
| SCM435 | 650〜900 | 57〜67 | 77〜95 | |
| 窒化鋼 Nitriding steel |
SACM645 | 900〜1200 | 67< | 95< |
| バネ鋼 Spring stee |
SUP | 650〜750 | - | - |
| ステンレス鋼 Stainless steel |
SUS304 | 1000〜1300 | - | - |
| SUS420J2 | 1000〜1300 | - | - | |
| 金型鋼 Mold steel |
SKD61,11 | 1000〜1300 | - | - |
各種材質別硬度分布 ![]() 表面からの距離(mm) |
![]() |
ガス浸炭・浸炭窒化プロセス
特徴
ガス浸炭、ガス浸炭窒化、無酸化焼入れ処理を行っています。
特に低温浸炭窒化処理は、浸入窒素の影響によりA1変態点が下がり、歪や変形が少なく、高い品質で経済的に優れた処理方法です
適用
自動車部品、電気機器部品、産業用機械部品等、各種部品の大量生産に適応されています。



